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店長の「気まぐれワインコラム」

テーマ「ワインのマメ知識③」
『ワインと樽の関係性』

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ここ数年、「濃密濃厚な赤ワイン」がワイン消費者の人気となっている事をご存知の方も多いと思います。その「濃密濃厚な赤ワイン」を造り出す上で「樽熟成」は重要な製法のひとつとなります。
今回は、「ワインと樽の関係性」についてお話ししたいと思います。

通常、ワインは発酵を終えた後、一定期間熟成させてから瓶詰めされ出荷されます。
では、その熟成を行う事で得られるものとして、以下の二つが挙げられます。
①ワインの安定
熟成期間中、酵母、果皮、種等が時間をかけて沈殿します。上澄みのみを瓶詰めする事で濁りのない、生物学的に安定したワインになります。
②ワインの育成 
ワインが熟成によって味わいを変える様は、人間の人格形成のように多種多様なワインを造り出します。

そして、熟成させる材質の違いによって、ワインの性格も変化します。
①ステンレスタンクによる熟成
果実の「フレッシュ感」が強調される
②コンクリートタンクによる熟成
果実味を残しつつ、全体的に落ち着いた印象
③木樽による熟成
樽の風味を生かしつつ、複雑性に富んだ印象

その三つの中で、ワインの性格を大きく変える熟成方法が「樽熟成」です。

木樽は、ステンレスやコンクリートに比べて通気性の割合が高いのが特徴です。
空気中の酸素が、ワインの入った木樽に入り込む事で、タンニン(渋み成分)をまろやかにすると同時に、アントシアニン(色素)をタンニンに結合し色を安定させます。
また木樽は、ワインにタンニンや香りを与えます。それにより風味がボリュームアップします。
例えば、木樽を焼くことによって生まれるローストされた香り、ヴァニリンと呼ばれるヴァニラビーンズの持つものと同じ香り、強い渋み等の風味が与えられます。

また、樽のオーク材の産地や樹齢、使用する樽が「新樽」なのか、樽の熟成期間はどれくらいなのか、によりワインの風味も変化します。
ワインの紹介コメント欄で、「新樽比率〇〇%」等の表記を見かける場合があると思います。新樽の比率が高いほど、バニラ等の香りやワイン全体のボリューム感が強くなり、より「フルボディのワイン」となるわけです。
新樽は非常に高価な材料となる為、必然的にワインの価格も高くなります。
そして、樽熟成の期間が長ければ長い程、より複雑性に富んだワインとなります。

「今日はしっかりしたタイプのワインが飲みたい」という方は、そのワインが「木樽」を使用して造られているのか、という事を確認されると良いと思いますよ。


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